担任の先生がどうでもいいことにこだわる
前回昭和の先生で終わってしまいました。
そうそう、機嫌が悪いと挨拶も返してくれないし、ノーコンのくせにチョーク投げ大好きで関係無い子にぶつかっても謝らない滝川先生の話ね
(# ゚Д゚)
あいつクソだったなぁ。
でもその後の5、6年生の先生が最高の先生だったので人間不信にはならなかったYO!
で、また脱線しそうなので本題です。
いやね、このぐぁんQが悪いということは重々分かってはいるんですYO?
だからこそブログでぐちぐち言うだけで、担任に文句言ったりはしませんとも。
このぐぁんQめの時代は、学校の先生に保護者から何か言うって時代では無かったですからね。
でもほら、小学校なんて、ちょっと遊び心があったっていいと思うんすよ。
って言うのはね、相変わらずセイタのやつ、忘れ物が無くならないわけです。
連絡帳に至っては諦めましたが、宿題はね、やらないと怒られるだけじゃなく、居残りさせられるんす。
……習い事がある日だと、私が困るわけですよ。まーくん一人で家に置いとくの心配だし(ばーちゃんは畑に行ってしまう)ただでさえバタバタしてる夕方に、駐車場でずっと待ちぼうけって……送ってやらねーぞ
(# ゚Д゚)
小学校の宿題に『音読』ってあるじゃないっすか? そんで、保護者がやったことを証明するために記入するカードがあるでしょ?
本来ならこういうやつ ↓
でもまあ、いつも忘れてくるので、連絡帳同様、ママの注意書き入りなわけです。
↓
自分のクラスまで間違えるってどんだけー
でね、くっしゃくしゃっすよね。
なんでここまでよれよれかって言うと、アコーディオン状になってランドセルの下に沈んでいるからです。
伸ばして記入します。
こんなくしゃくしゃ状態だから、ある日完全に無くなりました。
こういうことはよくあるので、以前もめちゃくちゃ叱ったのですが、他の子が持って行っちゃってたこともありまして……。
まあ、今回もその可能性があるので、そこまでガミガミ叱れないわけです。自分で何とかしてもらうしかない。
ぐぁんQ「無いものはしょうがないから、先生に新しいのもらってきなよ。前ももらってきたでしょう?」
気軽に言ったのですが、翌日セイタは黄色い厚紙をもらってきました。
セイタ「もう無いからこれを半分に折って台紙に使えって」
無地の黄色の厚紙。白い厚紙無かったのか。なんだったらうちの厚紙で作るけど。
まあ、どうせ台紙の中には月ごとの記入用紙を張るし、私的には台紙が何色だろうがぜんぜん構いません。
むしろ先生、セイタが今後無くしにくいようにわざと目立つ黄色にしてくれたんじゃね?
ただちょっと無地だと寂しいかなと思って、表紙を描いてあげることにしました。
元の音読カードは紛失してしまったので、何の絵だったか覚えていません。
ぐぁんQ「セイタ、音読カードの表紙ってなんの絵だったっけ?」
セイタ 「えー、わすれたー」
ぐぁんQ「確か、生徒の絵が描いてあったよね?」
男の子が居たような?(カキカキ)
ぐぁんQ「あれ? 1人じゃ淋しいね。2人居たんじゃなかった?」
セイタ 「わすれたー」
ママも忘れた。どんなのだったかな。女の子だったかな。男の子ふたりだったかな。いやそれだと男尊女卑になるから、やっぱり1人は女の子? 犬と猫? それとも眼鏡? サッカーとかしてたっけ? 親子だった気もしてきた。先生と生徒? 僕と私? 俺があいつで? あいつが俺で?
違う、そうじゃない。
音読カード(左側は読書カードになっている)なんだから、本を読んでいる生徒だったはず。
もういいや、適当で。
↓
まあけっきょくセイタをモデルにして表紙を描きました。
裏表紙も作ったYO。
これで完璧じゃね? ちょっと過保護だったかしら……なんて思いながら意気揚々とセイタに渡し、持っていかせました。
しかし学校から帰ってくると、
セイタ「音読カード、表紙はこれじゃダメだって」
なんだと!? 何が違った??
セイタ「絵がぜんぜん違うって。あと、音読カード見つかったー」
おお、良かった。でも……さらにくっしゃくしゃやないけ。
ぐぁんQ「どこにあったの?」
セイタ 「引き出し(お道具箱)の奥で潰されてた」
まあ、そうなるよね。……そこまで探そうな? 机の奥はブラックホール。昭和ならカビパン入ってるぞ。普通。
しかし輪をかけて無残なくしゃくしゃっぷり。しかも真ん中から分断されて、真っ二つになっています。
これはセロテープで何度貼ってもこうなっちゃうので、やっぱり新しいのが欲しいな。
しかたない、表紙だけ剥がして新しいのに付けよう。台紙だけ黄色のを使わせてもらうことに。
でもまた学校から帰ってくると、セイタは言います。
セイタ 「音読カードこれじゃダメだって。表紙が違うって」
ずっとこれ使ってきたけど!?
何これ、卓球かテニスみたいに何度も打ち返されてくるこれなんなの!? 音読カードの表紙とか、別にどうでもよくね?
セイタ 「白い紙を貼って音読カードの表紙をそのまま移せって」
ぺらっと薄い紙を渡されました。
なんと、どうでもよいことにこだわるでござるな、教師よ。
セイタ 「落書きがダメなんじゃね?」
落書きだと!? この母の愛を落書きだと!?
セイタが学校で使った水着や水筒や、たまった置き傘4本や、その他もろもろどうやって持って帰らすかって言う、苦肉の策なのでござるぞ!?
そちらの方がよっぽど大事なことでござろうYO!
貴様そんなことにこだわるから彼女いるくせにいつまでも結婚できないんだぞ!
ぐぁんQ「ふん。もう知らないもん。セイタよ、がんばれ。表紙そっくりに写したまえ。ママもう知らないもん」
セイタ 「大丈夫、写すなら俺にだってそっくりにできるから」
↓
完成! がんばったね!
画伯だ! 画伯が降臨した! こんなにそっくりに描けるなんて、うちの子天才だったんだ。
ほら、くらべてみ?
ママは感動の涙を止められません。
全米が泣くレベルこれ。
もしこれで先生がダメだと言ったら、ママは教育委員会に訴えます。
で、セイタが学校から帰ってきたのでラケットで打ち返す準備をしていたら、
セイタ 「なんか、もうこれでいいやって」
ぐぁんQ「笑われなかった?」(←失礼)
セイタ 「友達からは『ひでぇ』って呟かれた」
そうか。
でも先生もこれで満足してくれたようで、何よりでした。
表題は本心でもありますが、学校の提出物に落書きするのは母の愛でも許されないって話でした……(当然か)