痛みには個人差があるのか~予防接種行ってきたお(´∀`)
はは、人様のブログやらWeb小説やら、読むのまで追い付かなくなってきたぞ師走。
大掃除どうすんの?(´;ω;`)
大掃除っつーか、その前に。
インフルエンザすごくね?
みんな、注射した?
お注射の話をさせてください。
うちのまーくん、注射に関してまったく動じません。
ヒブや肺炎球菌など、同時接種もやむを得ないほどの0歳児のスケジュール時はさすがに泣きましたが、その後は採血や点滴を含め、泣いたことがありません。
本来の子育ては、かくも楽なものなのか、と感激いたしました。
思い出すのはあの苦難の日々。
そう、セイタの予防接種。
あまりに苦労したものだから愚痴言わせて。
セイタは臆病だったので、病院に近づくことすら許してくれませんでした。
BCGの後からでしょうか(最初やん)
病院の道のりをすぐに覚えてしまって、病院側にある公園へ向かう時ですら警戒してチャリのカゴの中で大暴れ。
後ろを向いて、立ち上がってママをぶっ叩こうとしたりします。
予防接種で並んでいる子供たちの中で、号泣し大暴れして逃亡しようとしているのはセイタだけで、パパと二人でがっちり捕獲して、とらわれた宇宙人状態(しかもビチビチしている)で順番を待ったものです。
これがね、さすがに待合室等では暴れなくなったとは言え、小学校2年生まで続きました。(疲)
この頃になると毎年の季節性インフルエンザの注射になるのですが、お医者さんから「この子は暴れるからできません」と言って返されたこともあります。
お医者さんも逃げようとする子は直感ですぐ分かるようで「さ、では左腕を出してください」と言われてセイタが固まって「え」と動揺すると、すぐに勘付いた看護師さんがわさわさ音も無く集まってきて配置に着きます。(さすがプロ)
一人はドアを塞ぎ、もう一人と先生と私、という三人がかりで囲い込む。で、押さえつけて動かないようにしてやってました。
セイタ、年齢のわりにデカかったので、匙を投げる先生もそりゃあ居るでしょうとも。
注射で大騒ぎってお前、ハートか?
引用:北斗の拳
まーくんが生まれたとき、またあの地獄の予防接種の繰り返しかー、と想像してげんなりしたものです。
0歳児は力が弱いからいいものの、3歳とかになると抑えるの大変だろうなと、何年も先の予防接種のことまで考えて、落ち込んでました。
フランスに嫁いだ友人のメリーさん。↓
おフランスで接種前に貼っておく、麻酔のパッチみたいなのをわざわざ送ってくれました。
お医者さんに「これ使っていいですか?」と聞くと「ああ、それ一応日本にも似たようなのありますよ、塗るやつだけど。ただこのキシロカイン、表面麻酔なのでけっきょくは痛みはあると思うんです。泣くときは泣くかなー」と言われ……。
試しに何もしないでやってみると、まーくんたら泣かなくなっていたんです。
けっきょく使用することはありませんでした。(メリーさん、その節はありがとうございました)
そう、まーくんは泣かない。鼻吸引の奥まで管入れるやつでようやっと「ひぇぇぇ」と小さく泣くくらいです。でもそれほどでも無い。
と言うか、病院に行くのにごねないだけで、これほど子育てが楽とは思いませんでした。
セイタは当時市川市に住んでいたのですが、チャリや電車で、通える市内の病院をあちこち変えてごまかしていました。まあ着いてから病院だってばれると、けっきょく逃げようとするんですが。
一番いい方法は「予防接種をするかしないか」をはっきり教えてやること。
だってね、風邪を引いたり(小さい子はアホみたい熱出す)湿疹ができたり(アトピー)で頻繁に病院に行くじゃないっすか。
そんなふうに、ただ薬もらいに行く時ですら暴れられたらかなわないので、ではせめて大暴れする頻度を減らそうと考えました。
「今日は病院だけど注射しないよ、かいーかいーの薬だけ」とか「今日は注射するからね」と最初に言ったほうが、まだ被害が少ない。
もちろん「注射するからね」と言った日は、そりゃあ大変な戦いでしたが、毎回やられるよりはマシなんすよ。
ふぅ。思い出すと疲れる。ただでさえセイタの子育ては大変だったのに。愚痴書きたくてブログ始めたようなものじゃ。
予防接種からちょっと逸れますが、病院つながりで。
まーくん、歯がね、二枚歯になっちゃったんですよね。それで抜いてもらおうと思って歯医者さんに行ったんです。ちょっとグラついてきた前歯で噛みきるのを嫌がるようになってしまったのもあるし、歯並びが悪くなるって聞くし。
歯医者「抜いてもいいけど、まだぜんぜんグラグラしてないから、もうちょっと待ったほうがいいですよ。でないと麻酔して抜くことになるから」
いや、そりゃあ知ってるんだけど。麻酔して抜いて欲しいんだけど?
歯医者「いや、そこまでしなくても自然に抜けるんで。あ、後ろに生えてる大人の歯はしばらくしたらいい位置になるので」
と、予約していったのに頑なに抜いてくれません。
おい、これって、セイタのせいじゃん?
実はセイタも年長さんの時、子供の歯がなかなか抜けなくて、変なところから出てきてしまったのです。
その時はこの先生、容赦なく「抜きましょう」と言ってくれたんです。
なんで今回抜いてくれないんだよ? めっちゃ疑いました。
だってね、セイタのとき、この病院にも多大なる迷惑をかけたんですよ。
ほわんほわんほわん(回想シーン)
歯医者「まず、塗る麻酔を塗ってからだから大丈夫だよー」
セイタ「塗る麻酔ってどれ? そのあとどうするの?」
歯医者「まあその、そのあとチクッとするけど簡単に抜けるから」
セイタ「チクッってなに? なにで抜くの? みせて!」
歯医者「なあセイタくん、そろそろ口を開けてくれないか、一瞬で終わるから」
セイタ「塗る麻酔ってどんな味?」(絶対口開けない)
まあ、こんな調子で2時間押し問答です。もちろん他の患者さんもいるので、セイタ説得の合間に抜け出して他の患者さんを治療し、戻ってきてまた抜こうとするけど抵抗されて――、の繰り返し。
歯医者「セイタくん、もし自力で口を開けないなら、赤ちゃん用の猿轡で無理やり開けて治療することになるんだぞ」
マ マ「あ、先生、もうそれでいいですよ」
歯医者「いやあ、さすがに可哀想ですよ」
変なところで優しいな! いいの、もう、そんなに優しくしないでいいの!
でもさすがに営業妨害くらいになってきたので心苦しい。
その間ママも隣で説得しつづけました。
ぐぁんQ「セイタ、あんたが痛くて気になって食べ物が食べられない、って言ったんでしょ?」
セイタ 「でも怖いからやっぱり嫌だ」
ぐぁんQ「今抜かないとどうせ帰ってからまた騒ぐでしょ。だったら明日またくる? 遊園地行く予定だったけどキャンセルだよ」
セイタ 「うわっぁあああ、嫌だよ嫌だよ」
ぐぁんQ「よし、じゃあ抜こう」
セイタ 「うわっぁあああ、無理本当に無理っ」
ぐぁんQ「セイタァァァアア」
ついには先生も疲れてきたのか、
歯医者「セイタくん、あと一言でも質問したら、もう今日はやめます。いいね。明日覚悟が決まったらまたおいで」
マ マ「セイタ、明日遊園地無しになるぞ、いいの?」
セイタ「わぁあっぁあ嫌だよ、わかったよやるよ、口開けるよ」
歯医者「そうか、さあ、じゃあもう一切の説明無しだ、はいあーん」
セイタ「ちょっと待ってそのシューシュー言ってるやつなに?」
歯医者「これは水かけるだけだってば。あ、セイタくん、質問したな?」
マ マ「セイタ! 質問するなって言われたでしょ。土下座して謝りなさい!」
歯医者「お母さん、土下座はいいです」
マ マ「とにかく黙って口を開けなさい」
セイタ「うわぁあん、先生お願いします、あ~、まって、でもやっぱり塗る麻酔ってどんな味」
歯医者「だからこれ以上しゃべるなら僕はもう――(以下無限ループ)」
さんざん時間かけて大騒ぎしてーーやっと抜きました。
痛みに弱いのかな。それとも精神的な?
いや、だってけっきょく塗る麻酔でも絶叫でしたからね。苦いってだけで絶叫。
先 生「セイタ君はいろいろ想像しすぎなんだよ! 大したことしないから!」
と言っていたのが印象に残ります。セイタ、臆病すぎて敏感なのか。
他の患者さんに謝りまくった記憶が蘇りました。
「土下座して謝りなさい」と怒鳴った時点で、治療台に寝ていた人が「ぶふっ」と吹き出した音が聞こえました。
あとは受付の人と、待合室の患者さん(二十代初めくらいのお兄ちゃん)にも謝りたおしました。
お兄さん「いや、自分ぜんぜんいいっす、いやー、大変っすね」
優しかった……。しかし、空いてて良かったです。
実はこの歯医者に、まーくん0歳も迷惑かけたんですよね。
治療云々じゃなく。
ほわんほわんほわん(回想シーン)
そもそもなんでその歯医者さんにしたかと言うと、保育のサービスがあって、ママが治療している間、子供を見ていてもらえるんです。神!
でも0歳のまーくんって、ママ以外受け付けない子だったんです。
当時ね、このぐぁんQの奥歯の神経がどうにかなったみたいで、痛くて痛くてどうしようもなくなって原因究明のために何回も通わされました。(けっきょく抜いた)
あまりに義母に預けるとちょっとアレなんで(同居嫁)まーくんを一回だけ歯医者に連れて行ったのですが、もう、保育士さんのもとで鼓膜が破れるんじゃないかってくらいの大声でギャンギャン泣いてるわけです。
治療台にいる間、いっときたりとも心が休まることは無かったです。
歯 医者「はは、すごいですね」
ぐぁんQ「ひょうだいともろもすいやへん」(訳:兄弟ともどもすみません)
その時も待合室の人たちに謝りまくったんですが、そのときは三人くらい居て、おばちゃんと女の人は優しかったんだけど、おっちゃんが明らかにブチ切れてて、すっごい睨まれて、なんか今にも怒鳴りそうで怖かったので、もう二度と連れて行きませんでした。(義母やパパでも同じ反応なのですが、まあそこは我慢してもらうしかない)
パパや義母が都合付く日になるべく通いましたが、原因も分からないのに通院が長引くのは赤子がいるときつかったので、ささっと抜いてもらいました。
バイバイ永久歯。
歯<子育て
いやあ、それにしても若い子の方が優しい(泣)
まあ、子供のギャン泣きは耐え難いですよね。あまりにギャンギャン泣いてたら頭おかしくなりますよ。親ですらそうなんだから、泣き声に我慢ならない人もいるよね、そりゃ。みんな、ごめんな。
ほんとあの時のじじい、ごめんな?
でもお前だって赤子の頃ギャンギャン泣いてたんじゃねーの? あと貴様子守りしたことあんのかコラ。
ほんと兄弟でこれって、出禁になってもおかしくなかった。
でもね、まーくんはもう大丈夫。いや、怖がりは怖がりだけど、医療行為に対する恐怖はそこまでじゃないっぽい。
で、この乳歯抜けない事件の時、
ぐぁんQ「あのですね、今のまーくんはお兄ちゃんとは違いますよ」
お 医者「ああ、ぶあはっはっはっ(セイタを思い出して大爆笑)いや、本当にまだ抜くのは早いんですよ。6歳だと生えてくるのも早い方だと思います」
で、返されたのですが、次の日普通に抜けました。というか、あまりにヒンヒン悲しげに泣くから、私が抜いてやりました。
※もう一本はどうしても抜けなかったので、後日頼み込んで抜いてもらいました。麻酔されたみたいですが(付き添いすらしないですんだ)ぜんっぜん泣かなかったっす。サイレント治療でした。まーくんすげー。
まーくん「あのね、つき組さんでひとつも抜けてないの俺だけだったのよ。これで全員抜けたねって、幼稚園の先生に言われた~」
まーくん一番赤ちゃんだったんだね。かわゆっ。
大幅に脱線しましたが、本日、インフル二回目も無事完了。
先 生「誰が一番にやりますか?」(3人いっぺんに診察室へ)
マ マ「一番も最後も怖いから嫌。二番がいい」
セイタ「えええ、おれだって二番目がいい」
まーくん「……」(黙って椅子に座る)
なんか、押し合いしてるママとにーにーに呆れたのか、一番を選んだまーくん。
ママのお膝にも座らず、だまって腕を差し出す。一応看護士さんが腕を持ったけど。
先 生「刺すとこ見ない方がいいよ、こわいでしょ」
すみません、いつもなんすよ、この子。採血の時でさえ。
またしてもガン見。先生が首を手でうごかして違う方に向ける。
まーくん言われるがまま壁を見ている。
先 生「チクッとしたあと3秒間薬入れるからねー」
1、2、3 終了。(薬を押し出す間が痛い)
まーくん、無言。
かっこいいな!
で、別の部屋で消しゴムガチャガチャをやらしてもらっている(幼児にはやらせてくれる)
マ マ「次ママのばーん」
二番目にやってもらうため、診察椅子をおケツで占領。
セイタ「うわぁぁあ、ずるいよ」
マ マ「いてて、いててて、いてててて」
先 生「はい、次おにーちゃん」
セイタ「いててていていてぇええええいて」
情けないぞセイタ(自分を棚に上げる)
まあ、あの頃に比べたらセイタも楽になったよね。弟があれじゃあ騒げないよな。
兄貴のプライドってやつだ。
みんなも注射一本決めてきな? きんもちいいぜ~?
お、写真載せないと楽だな、ブログ。